前回の記事で変性意識状態について触れたので、今回は変性意識状態について深掘りしていきたいと思います。
変性意識状態って何?
変性意識状態(ASC:Altered State of Consciousness)とは、通常の覚醒状態とは異なる意識の状態のことです。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 時間感覚の変化
- 空間認識の変化
- 感覚の鋭敏化または鈍化
- 思考パターンの変化
- 自己と外界の境界が曖昧になる
- 通常とは異なる認知や体験
眠りと覚醒の中間のような状態、あるいは深い瞑想状態、トランス状態などが、変性意識状態の典型的な例です。
人類は太古から変性意識状態を利用してきた
変性意識状態は、決して現代のスピリチュアルブームで生まれた新しい概念ではありません。
人類は太古から、さまざまな方法で変性意識状態を体験し、活用してきました。
歌と踊り
音楽とリズムの繰り返しは、古代から変性意識状態に入る手段として用いられてきました。
たとえば日本でも、夜通し神楽を舞って神に捧げる儀式が各地に残っています。音楽とリズムの繰り返し、そして眠らないことで、覚醒と睡眠の中間的な意識状態を保っているのです。
アフリカやアメリカ先住民の部族にも、太鼓のリズムと踊りによってトランス状態に入る儀式が数多く存在します。
アルコールやハーブティー
また、古代の人々は、アルコールやある種のハーブティーを用いて意識を変容させることも知っていました。
古代ギリシャの神託所では巫女が特殊な煙を吸ったり、南米のシャーマンたちはアヤワスカというハーブを用いたり、世界中で変性意識状態を利用した儀式が行われてきたのです。
アヤワスカについては、角由紀子さんも著書の中で触れていましたね。彼女の体験談は圧巻です。
変性意識状態は怖いものではない
角由紀子さんがアヤワスカを用いて体験した例は衝撃的だったかも知れません。ですが一般的には、変性意識状態とは決して怖いものでも恐ろしいものでもありません。
人類が何千年も前から、神聖なものとして、あるいは智慧を得る手段として活用してきた、自然な意識の状態なのです。
私が経験した変性意識状態
私自身も、ヘミシンクを使わなくても変性意識状態に入ったことがあります。アルコールや、もちろん薬物など使っていないので、合法で安全な体験談です(笑)。
夜中の音楽を聴き続けていたら・・・
大学4年生の頃、夜中の3時頃まで眠らずに音楽を聴いていました。
フレディ・マーキュリーの『タイム』という曲でしたが、気に入って延々とワンリピート再生していたのです。
そうしたら突然、頭の上の天井がパーンと開いて宇宙が見えました。
星々が輝く壮大な宇宙に、自分が浮かんでいる感覚に襲われました。
と同時に、すべてが円になっているという映像が頭に飛び込んできました。
そして、脳裏に漢数字の「一」という文字が浮かんだのです。
ワンネスの体験?
今から思えば、スピリチュアルで言われる「ワンネス」なのかなと思います。
映像がリアルに見えているのは明晰夢にも近いかもしれません。
でも不思議なのは、当時、私はまだスピリチュアルの本を読んだことがなく、宇宙やワンネスといった概念も知らなかったことです。時代的にもYouTubeはサービス開始前で、現代のように気軽にスピリチュアルな話題に触れられる時代でもありませんでした。
何の予備知識もない状態で、このような体験をしたのです。
変性意識状態が見せる普遍的な映像
私のこの体験から考えると、多くの人が瞑想や変性意識状態において似たような映像を見るから、「ワンネス」という概念が生まれたのかもしれません。
つまり、ワンネスという概念が先にあって、それを体験するのではなく、変性意識状態に入ると人間の脳が普遍的に同じような映像や感覚を生み出すのではないでしょうか。
世界中の宗教や神秘主義で、似たような体験が報告されているのも、人間の脳の構造が共通しているからだと考えられます。
次回の記事では、ワンネスについてヘミシンク中に受け取ったメッセージについてお伝えします。
ヘミシンクという安全な入口
このように、変性意識状態は特別なものではなく、条件が整えば誰でも体験できる意識の状態です。
ただし、私の体験のように偶然入るのではなく、ヘミシンクは音響技術によって安全に、再現可能な形で変性意識状態に導いてくれる点が優れています。
- 徹夜する必要もない
- 物質に頼る必要もない
- 再現性がある
- 段階的に深められる
変性意識状態は人類が太古から親しんできた意識の領域であり、ヘミシンクはそこへの現代的で安全な入口なのです。




