ヘミシンクについてネットで調べると、関連キーワードに「危険性」や「廃人」といった言葉が表示されることがあります。
これからヘミシンクを始めようとしている方にとっては、不安になりますよね。
この記事では、7ヶ月以上・170回を超えるセッションを継続している筆者の実体験をもとに、ヘミシンクの安全性について解説します。
身体面・精神面の両方から、安全に楽しむための具体的な方法もお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ヘミシンクで廃人になる?結論から言うと安全です
まず結論からお伝えすると、ヘミシンクで廃人になったという信頼できる報告は見当たりません。
その理由を3つの視点からご説明します。
ヘミシンクはただの音響技術
ヘミシンクは、左右の耳に微妙に異なる周波数の音を流すことで、脳内に特定の周波数(バイノーラルビート)を生じさせる音響技術です。
「ヘミシンクで廃人になる」というのは、ある種の音楽を聴いて精神的におかしくなると言っているのと同じこと。
少しでも異変を感じたら、ヘッドフォンを外せばよいだけです。
もしヘミシンクで本当に健康被害が出る事例があるのなら、訴訟大国のアメリカで40年以上にわたってCDが販売され続けることはないでしょう。
ヘミシンクの先人たちは今も元気
ヘミシンクを開発したモンロー博士はすでに亡くなっていますが、高齢になってから自然な形で生涯を閉じています。
日本でヘミシンクを広めている坂本政道氏は、40代半ばから本格的にヘミシンクのエクササイズに取り組んだそうですが、70代の現在も若々しく、精力的に活動されています。
その元気な姿は今もYouTubeで見ることができます。
坂本氏以外にも、アクアヴィジョン・アカデミーにはヘミシンクのトレーナーの方が複数いらっしゃいますが、皆さんお元気です。
ですので、安心していただいてよいと思います。
170回以上継続した筆者の実感
私自身、ヘミシンクのセッションを7ヶ月以上・170回以上継続していますが、ネガティブな変化は感じていません。
むしろポジティブな変化として、
を実感しています。
これらは瞑想を習慣にしたときの変化とよく似ています。
もちろん個人差はありますが、少なくとも「続けると危険」「廃人になる」ということは、170回以上の体験からは言えません。
ただし注意が必要なケース
ヘミシンク自体は安全な音響技術ですが、以下のような状態のときは控えた方がよいでしょう。
大切なのは、「ヘミシンクが危険」なのではなく、「自分の状態に合わせて使う」ということです。
ヘミシンク後の頭痛やめまい――原因と対策
ヘミシンクの音源を聴くと頭痛になったという話を聞くことがあります。
実は私も最初の頃、ヘミシンク後に軽い頭痛を感じたり、ボーっとしたり、めまいがするような気がしたりしました。
また、猛烈に眠くなったこともあります。どれも酒に酔ったような感覚でした。
これらの問題は、『ヘミシンク探求大全』(今井泰一郎・著)という本を読んで解決しました。
グラウンディングとは
グラウンディングとは、地に足をつけて現実世界にしっかり戻ってくることです。
ヘミシンクのセッション中、私たちの意識は変性意識状態にあります。
その状態から適切に戻ってこないと、ふわふわした感覚が残ってしまうのです。
変性意識状態のまま日常生活に戻ると・・・
することがあります。
こうした不調の多くは、グラウンディング不足が原因です。
『ヘミシンク探求大全』に学ぶ3つの注意点
『ヘミシンク探求大全』には、以下の注意事項が書かれていました。
①必ずグラウンディングをしっかりやること
セッションが終わったら、意識的に「現実に戻る」ことを心がけましょう。
具体的なグラウンディングの方法は、このあとの「セッション後のケア」でご紹介します。
②CDは最後まで聞くこと
これが意外と重要です。
CDの最後には、ガイダンス音声が終わったあとも電気信号のような音が入っています。
これは脳に覚醒のベータ波を起こさせる音なので、きちんと聞くべきなのです。
「もう終わったからいいや」と途中で止めてしまうと、脳が完全に覚醒状態に戻りません。
③セッション後のケアも大切
セッション後は、以下のようなことをして体と脳を目覚めさせましょう。
私自身、これらを意識するようになってから、セッション後の頭痛やめまいはなくなりました。
メタミュージックシリーズでも油断は禁物
メタミュージックシリーズなどは、普通のBGMのように聴けるので、より穏やかな効果ではあります。
だからこそ、聴き終わったあとは「しっかり目覚める」ということを意識したいもの。
穏やかだからといって油断せず、きちんと現実世界に意識を戻しましょう。
私自身、メタミュージックシリーズの瞑想音源で、ふわふわ状態に陥ったこともあります(苦笑)
なお、作業に集中したいときに聴く「Concentration」というCDはベータ波に導くものなので、聴き終わった後にグラウンディングは不要でしょう。
覚醒信号が収録されていないセッションもある
なお、ゲートウェイ・エクスペリエンスWave1のCD3枚目に収録されている「Discovery 5(睡眠にいたるプロセスを通して学ぶ)」では、例外的に覚醒の信号が収録されていません。
このCDだけは眠る前に聞いて、そのまま寝てしまうのがおすすめです。
「睡眠にいたるプロセス」の中で体外離脱の入り口を学ぶ音源ですので、睡眠導入用に作られていると考えてもよさそう。グラウンディングを気にする必要はありません。
もう一つの危険性――執着心からの依存
身体面の対策はグラウンディングで解決できますが、精神面で気をつけたいこともあります。
それは、願いに対する執着心が強すぎることによる依存です。
執着が強いと悪循環に陥る
前述の坂本氏はYouTubeで「執着の強い人は、低級霊とつながってしまう」というお話もされていました。
以下のような強すぎる思いは、エゴからの執着と言えます。
執着心が強すぎると、そもそもなかなか願いが叶わないので、「やってもやってもうまくいかない」という悪循環に陥りやすいのです。
筆者自身の苦い経験
私自身、20代の頃に音楽の夢を追っていた時期に、強い執着から苦しんだ経験があります。
たとえば、夢実現の手帳術に取り組んだときは、手帳に書いた日付通りに夢が叶わないことで追い詰められました。
また、スリープシンキングというテクニックを使ったときは、自分の欲望がどんどん行動に移って現実が激変し、恐ろしくなったこともあります。
どちらもテクニック自体に問題はなく、私自身の執着心が苦しみを引き起こしていたのです。
執着を手放すきっかけ
こうした経験から、私は強い欲望を手放すことにしました。
きっかけになったのは、ヴァジム・ゼランドの著書『タフティ・ザ・プリーステス』です。
といった考え方を知り、執着を手放すことができました。
だからこそヘミシンクには、「新しいツールを知ったから実験してみよう」という軽い気持ちで向き合えています。
もし音楽の夢を必死に追っていた時期にヘミシンクに出会っていたら、依存していたかもしれません。
ヘミシンクを安全に楽しむためのチェックリスト
ここまでの内容を、実践しやすいチェックリストにまとめました。
セッション前
セッション中
セッション後
メンタル面
まとめ
ヘミシンクの安全性と、安全に楽しむためのポイントをまとめます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 安全性の結論 | ヘミシンクはただの音響技術。40年以上の実績があり、先人たちも元気に活動中 |
| 注意が必要な人 | 精神疾患・てんかんの既往がある方、体調不良時・飲酒後は控える |
| 身体面の対策 | CDを最後まで聴く+グラウンディング(水分補給・ストレッチ・深呼吸) |
| 精神面の対策 | 執着を手放し、実験精神で軽やかに取り組む |
ヘミシンクは安全なツールです。でも、どんなツールも使う人の心と体の状態によって体験が変わります。
それが、ヘミシンクを安全に、そして効果的に活用する秘訣だと考えています。
ぜひ安心して、ヘミシンクの世界を楽しんでくださいね。

