坂本政道先生の著書『アセンションの鍵: スーパーラブ』を読みました。
ヘミシンクに接していると、スーパーラブという言葉はしばしば耳にします。今回この本を読んで、スーパーラブについての理解が深まりました。
スーパーラブとは「超愛」
スーパーラブというのは日本語に訳せば「超愛」だと書かれていて、腑に落ちました。
「スーパー」という英語は大変なじみ深いものですが、イタリア語の「sopra」と語源を一にする言葉だと思います。
声種を表す「alto」は「高い」という意味。「soprano」は、アルトを「越えて」さらに上の音域という意味だとすれば、英語のスーパーも「超える」という意味になってくるんですよね。
スーパーラブは生命エネルギー
スーパーラブとは生命エネルギーだと述べられています。
宇宙のすべての存在が生命エネルギーの表出だと聞くと、まるで手塚治虫先生の『火の鳥』のようです。宇宙には鳥の姿をした知的生命体もいるそうで、『火の鳥』の中にあった物語を思い出します。
生命エネルギーの説明では、重力のような物質的なエネルギーではなく、幽霊にも作用するような非物質と物質の両方に影響を及ぼすエネルギーとのこと。
古今東西、物語の中ではそういう力はおなじみだと思います。科学や物理では証明できないはずなのに、人類が想像力で紡ぐフィクションの中に登場するのはなかなか興味深い現象ですね。
生命エネルギーを取り込むエクササイズ
この本では生命エネルギーを取り込むためのエクササイズがいくつか紹介されています。
その1つは、ヘミシンクを行う時にいつも最初の準備段階に用意されているレゾナント・チューニング。
毎日繰り返しているとちょっぴり飽きてきて、ハ長調の色々なメロディーを即興して遊ぶようになっていたので、新しいエクササイズを紹介してもらえてとても良かったです!
ポジティブ側に密度が上がると何が起こるか
ポジティブ側に密度が上がっていった場合、どういう内面の変化が起こるかも書かれていて興味深かったです。
恐れがなくなっていく
ヘミシンクをおこなって高次元の意識たちと触れ合っているうちに、不安という感情は感じにくくなっていきます。
本の中でも「ポジティブは喜びをもとにした発想で行動し、ネガティブは恐れをもとにした発想をする」と書かれていました。
仕事のモチベーションが下がる問題
一見素晴らしいことのように思いますが、恐れがなくなって気がつくのは、「今まで恐れの感情があったから仕事に打ち込んでいた」ということ。
ヘミシンクのセッションを繰り返すうちに「働かなければいけない。そうじゃないとダメな人間になってしまう」という観念を手放していくにつれ、好きではない仕事に手がつかなくなっていくのです。
もちろん今日のパンにも事欠くほど貧しければ、空腹を抱えて必死で仕事ができると思いますが、多くの日本人はある程度貯蓄があって、それでも将来への不安が強いからこそ日々、一生懸命働いているはず。
なので恐れが消えるに従って、仕事へのモチベーションも下がってきてしまいました。
他者への奉仕という新たな動機
「これはもはや好きなことを仕事にするしかないのか?」と考えていましたが、新たな叡智を得ました。
ネガティブ側は自己への奉仕をするけれど、ポジティブ側は他者への奉仕をするというのです。
「これだ!」と思いました。
自分の安心や喜びのためではなく、他者の役に立ちたいという動機が抜けていたのです。
ちなみにこの奉仕という考え方はバシャールの教えではないとのこと。ですよね(笑)
バシャールと言えば「ワクワクすることを行動に移しなさい!」ですからね。ポジティブ側に密度が高くなっていくと、他者に奉仕することにワクワクするのでしょうけれど。
グラウンディングの大切さ
大地とつながることの大切さについても書かれていました。
以前、私がヘミシンクでつながったガイド存在は、これこそがグラウンディングなのだと言っていましたね。
私の場合は大地だけでなく、広い意味での自然そのものとつながる話をされたので、思い出したのは台風が近づいている時に浜辺ですごく大きな波をかぶった時のことでした。自然の偉大さというか、雄大なパワーを感じました。
体の声を聞くのもグラウンディング
またガイド存在たちが言っていたのは、自然と触れ合う時間がないのなら、自分の肉体を感じられるヨガやストレッチなどでもグラウンディングになるという話でしたね。
一方で「現実をはっきり見ること」というのはちょっぴり危険もはらむそうです。私たち人間が現実と認識しているものは、エゴというフィルターを通しているので、現実そのものではないと言うんですね。
この本ではグラウンディングという言葉は使われていませんでしたが、ヘミシンクでガイド存在たちから聞いた話と共通点がありました。
信念を手放す過程
この本の最後の章には、第三密度的な信念を手放していく過程についても書かれていました。
日常生活の中で信念を開放する
それにはまず、自身が知覚した体験と、それにより引き起こされる考え、そして感情の間に因果関係はないと気づくことです。
例えば公共の場で迷惑行為をしている人を見た場合、それによって引き起こされる感情が驚きなのか苛立ちなのか、それとも悲しみなのか、人は選択しているという考え方です。
この選択に自身が持っている信念が関わっているということですね。
『7つの習慣』との共通点
こうした考え方は、スティーブン・R・コヴィー博士の有名な自己啓発本『7つの習慣』にも出てきます。
20代前半でこの本を読んでから私は人生が変わったと思っています。バシャール的なスピリチュアル寄りな解釈であれ、自己啓発本的な解釈であれ、常に自分がどんな信念を持っているから、とある感情を抱いたのか、俯瞰することは大切だと思います。
まとめ
『アセンションの鍵: スーパーラブ』を読んで、特に印象に残ったポイントをまとめます。
スーパーラブについて
ポジティブ側への成長で起こること
実践のヒント
ヘミシンクを続けていて「恐れがなくなったのに仕事のやる気が出ない」と感じている方には、特におすすめしたい一冊です。
他者への奉仕という新たな動機の発見は、私にとって大きな気づきでした。


